横浜 保土ヶ谷のパスタとワインのお店｜夏への扉

歓送迎会、ご予約/貸切承ります。

 

すごく好きなシチュエーションってありますよね。

ずーーーーっとツンだった人が急にデレる、とか

超絶対絶命の時にも

まったくあきらめない主人公がいて

そこに駆け付ける

かつてのライバル、とか

俺の機械の腕では彼女を抱くことは許されない…

 

とか、いろいろね。

 

最近、うさぎドロップ的な

そこそこのおっさんが、報われない少女を救うのが

好きなことに気づいたマスターであった。

 

先週から今週にかけて

行きたかったお店と

行ったことのあるお店と

ファンになっていたお店の

閉店情報を聴いてですね。

 

じわーっとショックを受けております。

 

それぞれ努力もしてたと思うし

お客さんもついてたとは思うけど

まあ、閉店、という選択をされたわけで。

いろんな事情があったろうから

部外者がどうこうは言えないんだけど

 

あきらめちゃったんだなあ

 

という。

 

まあ、1年で3割の飲食店は閉まるというし

開業して3年目が鬼門、なんてのもあるし

10年続くのは1割、っていう統計もあるからね

難しいのはわかる。

夏への扉も、左うちわ、なんてことはないですし。

 

ダーウィンが言うところの

（実際は、そうじゃないみたいだけど）

 

最も変化に強い種が生き残る

 

なのかなあ、と。

変化に懸命である、というか。

 

それこそ、何店も立て直しやってきた自分としては

あきらめるタイミングが早いかな、とは思うのですよ。

広告とかね、外観の改装とかね

自分でやれないなら、誰かに頼むとかね

お金はかかるけども

なんかしらやれることはあるんですよ。きっと。

で、売れてないからお金がないって話だろうけど

お金の入手もいろいろあるわけだ。

すごく金利が高くなくて

そこそこ逆転できる資金を借りる方法はあるからね、ほんと。

探す必要はあるけど。

まあ、借金してまでそうしたくない、っていうのであればそうなんだろうけど

覚悟だよなあ、とは思うのです。

 

損切り、ってのもあるから

一概に閉店することが悪いわけではないけど

なにか、なにか

視点を変えるか

行動を増やすことができれば

ちょと違ったのかもな、と

アルザスのピノノワールを呑みながら

考えにふけるマスターなのでした。